◆【企業紹介】震災・津波・原発事故のもとで奮闘する企業・・・・「社員と家族の強い絆で復興を目指す」[(株)まいるど 須賀川地区]

震災・津波・原発事故のもとで奮闘する企業・・・・社員と家族の強い絆で復興を目指す  (株)まいるど 代表取締役 本間 保さん(須賀川地区)

<同友ふくしま 2011年8月号に掲載>

 この度の震災では、震度6強の揺れが襲った須賀川地区においては、特に建物などに大きな被害が出ました。
 市内・大町地区で飲食店を経営している本間保社長にお話を伺いました。

■店内が池のように…
震災当時家にいましたが、お店が心配になり急いで見に行きました。お店に一歩入ると、店内は本当にひどい状態でした。特に、カウンターの棚にあったお酒やグラスが床に落ちて割れ、床の上が池のようになっていました。
 片付けようにも、断水のため何もできず、その日はそのまま家に帰ることしかできませんでした。その後も断水が続き、店内の片付けもなかなか進みませんでした。ガソリンも手に入らず、日中は自転車で移動し、さまざまな現場を見て人と話をしたり、夜は、電話で安否を確認したり、情報を交換して過ごしていました。

■社員からの「やってみましょう!」の声に押されて再オープン
 市内の震災被害がひどい状況だったので、お店の再開を躊躇していました。震災からしばらく経って、社員のみんなが集まった際に、「まずはお店を開けましょう!」との声が出ました。そんな声に背中を押されて再オープンをしたのが震災からちょうど2週間後の3月25日でした。
 はじめは、お客様がいらっしゃるのかどうか心配でしたが、常連さんの元気な顔を見ることができたり、周りのお店が閉まっている中、暗い海に浮かぶ灯台の明かりのような状態でもあったので、毎日多くのお客様に来てもらう事ができました。
 あれから3ヵ月以上が経って、周りのお店も少しずつ再開してきていますが、残念ながら解体して更地になっているお店も多くあるのが須賀川の現状です。
 震災直後は廃業も頭によぎりましたが、家族が一致団結して、この危機的状況を乗り切ることができました。家族の絆が強くなったことが今、一番嬉しいですね。

■頑張ろう須賀川
 本間社長、お忙しい中取材の時間を作っていただきありがとうございます。須賀川地区は、地震で大きな被害を受けて、災害からの復旧に追われていましたが、一社でも多くの「災害に負けないで奮闘する企業」が、復興の柱になっていけるように頑張ります。

(レポート/広報委員 和田太郎)


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