◇【企業紹介】経営指針・・・・若杉工務店[須賀川地区]

<同友ふくしま 2009年12月号に掲載>



経営指針 若杉工務店 代表 若杉 繁雄さん(須賀川地区)


地域と長くかかわる仕事
 今年3月に須賀川地区の仲間に加わった若杉さんは、(須賀川市)長沼で5代に渡って宮大工を営んできた家系です。神社の新築や修繕の仕事は、1度取ることができると、数年単位の工期の長い仕事になるそうですが、そう頻繁にあるものではありません。したがって、一般住宅の新築・リフォーム工事が主となります。
 特に営業をかけているわけではないですが、地元との長年のお付き合いの中で積み重ねられてきた信頼関係から、以前建てた物件の立て替え、新たな新築といった紹介の仕事が入って来るそうです。

同友会に入会して
 地区例会や経営指針を創る会へと積極的に参加していく中で、一生懸命に自社の経営や社員とのかかわりについて悩み考えている仲間の姿を見て、大変触発されるそうです。また、社員を大事にする重要性を再確認したそうです。
 「社員がいるから会社は利益を出すことができます。そのためには、自らが学び変わることで社員が新たな価値を生み出せるようにしなければなりません」
 「同友会は高額な費用をかける自己修練セミナーとは違い、方向性を共有する本音で話せてアドバイスをもらえる仲間と共に学び合えるところが魅力です」と若杉さん。

伝統技術の継承と発信が課題
 そんな若杉さんですが、技 術の継承と自社のPR力、つまり営業力のアップが課題とのこと。社員には早く独立してもらい、相互に技術を競いながら、助け合う関係になって欲しいと思っています。しかし、社員を育てながら営業するのが大変です。実際問題、宮大工の数自体は減ってきているので、県外に需要はあるとのこと。現在は、長年の信用と人とのつながりの中で仕事を受注していますが、そこの状態に営業力をつける必要性を痛切に感じています。

 次世代の職人へ技術継承を
 長沼には若い大工がたくさんいるそうです。神社の新築や修繕の技術は、仕事さえあれば磨かれていき、次世代への継承もできるそうです。「同友会のような異業種のネットワークから情報をしっかりと取って、それを仕事に結びつけるしくみを模索していきたいです。その結果、地域に技術集団が出来ていけばいいと思っています」と若杉さん。
 若杉さんの思いを初めて成文化した経営理念が11月18日の経営指針を創る会で発表されました。

(レポート/事務局員阿部雄飛)

会社概要
若杉工務店
所在地:須賀川市江花字追出沢43
TEL:0248-67-2538/FAX:0248-67-2167
事業内容:社寺建設改修修理、一般住宅工事
創業:1860年頃(江戸時代後期)、社員数:3名


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