◇【企業紹介】体当たり取材・・・・「サンエイ海苔の工場&倉庫に体当たり!」[(株)サンエイ海苔]

<同友ふくしま 2008年4月号に掲載>



体当たり取材 (株)サンエイ海苔 代表取締役社長 立谷 一郎さん(相双地区)


 本日は、(株)サンエイ海苔の立谷一郎社長さんに相馬の本社工場と郊外にある倉庫を案内して頂き、体当たり取材をさせて頂きました。見学させて頂く前に社長室でお話を伺いました。

  • 体当たりQ&A

Q 商売をしていて楽しいと思えるときは?
A 自分で新しい商品を考えて、売れた時。

Q 今まで出会った人の中で影響を受けた人は?
A ジャスコに入社していた時の上司。

Q 具体的に教えて下さい
A 自己啓発の大切さを教えてもらった。チャンスを物にする為の「やる時はやる」精神


韓国海苔との出逢い
 水戸のジャスコを辞めて地元に戻って来たのが28歳の時、それから10年で売り上げを3倍に伸ばした。が、やはりブランド力の有る大手メーカーには、なかなか追いつけなかった。ブランド力を付けるには、50年、60年かかるので何かオンリーワンになる物を作りたいと思っていた時に出逢ったのが韓国海苔。その頃の韓国海苔は、日本海苔に比べイメージが悪く人気が無かったので、大手メーカーさんは、自社ブランドのイメージダウンなるからと手を付けなかったそうだ。その韓国海苔を販売し、売り上げもそれまでの3倍に持っていけたのは、逆に弱いブランド力が強みになり、味方してくれたとの事。販売1年目は赤字、焼肉屋さんやパチンコ屋さんに商品を置いてもらううち、3年で赤字は取り戻せたそうです。その後ワールドカップや、韓流ブームが追い風になり、韓国に工場を作る迄になり「サンエイ海苔」のブランドを海外から求められる様になったそうです。

工場見学&体当たり
 工場は予想通りほとんどが機械化されたラインが何本も動いていましたが、目を奪われたのが、そこで働いている方の多さでした。そしてびっくりしたのが、100人近く働いている方の2割が障がいを持っている方だと言う事でした。障がいを持っている方に働いてもらう上で、社長さんが一番気にかけておられる事は、その人に出来る仕事を見きわめ、どのように働いてもらうかという事だそうです。少しだけ機械化してあげる事で長く続けて貰えるそうです。耳の不自由な方の為にラインが止まった時には、ブザーが鳴るだけでは無くライトも点くようになっていました。
 相馬郊外の倉庫は、本社工場から車で10分。そこには、日本全国の海苔産地が書かれている箱や韓国からの箱がぎっしり。なんと3600枚入の大箱が3万箱保管してあるそうです。倉庫の中には何台もの乾燥機が有り、原料の海苔を1日乾燥させてから、工場に送るそうです。在庫はなんと10億円。
 人生で一番大切にしている事は楽しんで仕事をする事だとお答えになった社長さんは、これからも日本のみならず、タイ、中国、韓国と世界中を飛び回っておられる事でしょう。色々な所で社長さんの気づかい、優しさを見せて頂きました。有難うございました。

会社概要
(株)サンエイ海苔
代表取締役社長 立谷 一郎
所在地:相馬市沖ノ内一丁目15-8
TEL:0244-36-2724  FAX:0244-36-2730
URL:www.soma.or.jp/~sanei/
事業内容:海苔加工販売  創業:1973年4月 資本金:3,450万円 社員数:130人


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