企業紹介・・・・連載企画「体当たり取材」・「社員共育」・「経営指針」etc.

2008年2月号以降、当会きかんし「Do同友ふくしま」に掲載した会員企業の紹介ページを掲載しています。様々な切り口から、社員と共に・地域と共に奮闘する会員企業の経営実践をご覧下さい。

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(以下はそれ以前のものです・・・・一部抜けている号がありますのでご了承下さい)

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最新記事

◆【企業紹介】元気な企業・・・・[志賀塗装(株) いわき地区]

元気な企業  志賀塗装(株) 専務取締役 内山健三さん

<同友ふくしま 2012年5月号に掲載>

 今回ご紹介する元気な企業は、いわき市小名浜にある志賀塗装株式会社さんです。志賀塗装さんは小名浜港のすぐそばに位置しています。
 専務でいわき地区会員の内山健三さんは震災当時、出先から急いで会社に戻ると、会社には誰もおらず、近くの高台のお寺に皆避難していました。津波は会社の1本海側の道路まで押し寄せましたが、志賀塗装さんはギリギリのところで難を逃れました。
 その後、塗装業ということで、一部のお客様から高圧洗浄による建物の除染などの相談も受けていました。そして、効果的な除染という難題を解決すべく色々調べていた昨年秋頃、日本原子力研究開発機構(JAEA)が除染技術の助成事業を募集しているという情報をキャッチしました。
 高圧洗浄による除染では汚染水の処理や近隣への飛散という問題に早くから気付いていましたので、吸塵式サンダーによる研削という塗装業ならではの技術を使った除染作業、ジェルの塗布・粘着・剥離による除染作業の効果を実証すべく、この助成事業に応募したところ、なんと大学や民間の研究機関、大手ゼネコンなど305件の応募があったそうです。
 その中から25件しかない助成事業の対象に選ばれ、約2000万円の助成を受け実証試験を行うことになりました。内山さんも現場に足を運び、線量計を片手に除染の効果を肌で感じたそうです。
 実証試験の結果、壁面よりも屋根の除染が先決であること。また、この高圧洗浄を使わない除染技術が科学的に有効であることが実証されました。

 今回訪問して感じたのは、真剣に取り組んでいるとこういった情報に出会えるということ。そして除染は塗装業と隣接する分野であり、本業で培った技術を生かした新規事業を確立し、公的機関のお墨付きをもらったということが今後の事業に大きくプラスになることは間違いありません。
 震災という悲しみはありましたが、震災により生まれた事業もあることも事実です。そして、大手企業や研究機関、大学などと肩を並べて、地域の中小企業が除染という難題に取り組んでいることに元気をもらいました。

 この除染技術によるお問合せは、志賀塗装株式会社・専務取締役・内山健三さん フリーダイヤル0120‐4116‐99まで。

(取材:いわき地区副会長 佐川圭介/広報委員長 駒木根博行)
(写真:事務局 阿部)


会社概要
志賀塗装(株)
所在地:いわき市小名浜字古湊45番地の1
TEL:0120-4116-99 FAX:0120-1683-70
URL:http://www.reform-shiga.co.jp/
事業内容:各種プラント、タンク、装置工場特殊塗装、各種橋梁、鉄骨建築及び一般建築、
     外装吹付塗装工事一式、サンドブラスト工事一式、防水工事
創業:昭和25年6月 資本金:3,000万円 社員数:28名


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◆【企業紹介】経営理念・・・・[(有)ひばり警備 相双地区]

経営理念・・・・ (有)ひばり警備 代表取締役 山田 実さん

<同友ふくしま 2012年3月号に掲載>

 東京生まれの山田さんは以前勤務していた会社の転勤で、南相馬市に来て、そのまま独立開業しました。現在は福島県外(札幌、東京、高知)にも関連企業が数社あります。

 昨年3月11日の震災時は、常磐自動車道を東京方面に向かい、茨城県内のトンネルを走行中だったそうです。地震で高速道路がストップ、急遽予定変更、南相馬市に戻ろうと国道6号線を走行中に大津波に遭遇。幸い運が良く、橋の上にいて波が下を流れて行き助かったそうです。

警備会社としての使命感
 翌12日に原発が爆発。南相馬市民のほとんどが避難するという状態に陥りました。しかし、ひばり警備は、避難せずにずっと事業を継続していました。同業者も警察も消防も姿が見えない中、山田さんは、警備会社としての使命感で南相馬市に留まりました。市内は人気も無く夜は真っ暗闇でしたが、ずっと明かりを燈し続け、地域の安全を守る努力をし続けました。
 現在は、避難区域の一部解除もがあり徐々に人が戻って来ていますが、問題は働く人がいない事です。失業保険や賠償金で生活し、働かない方が得と考える方も少なくありません。南相馬に留まり懸命に営業していた経営者が、何もかも自己責任で、実は一番大変な立場になっています。こういった仕組みの理不尽さも実感されてはいますが、とにかく使命感を持って経営を続けるしかないと、山田さんは言います。

こういう時だからこそ、前向きに行動
 相馬市から南相馬市のエリアは仕事が目いっぱいの状態です。復旧関連事業で、交通誘導警備も常駐警備も人手が足りません。他県の関連企業から人材をまわしてはいますが、残念ながら福島県での勤務を望まない人もあるのが現実、との事。
 こういう混乱状態の今こそ、経営理念に立ち返り、戦略をもって行動する事が大事と山田さんは言います。経営指針は一昨年前に成文化しました。同友会での学びが大変参考になったとの事。今は、社長がリーダーシップを出すべき。人がいない、行政が何もしてくれない…など人のせいにしていられません。行動する事が大切ですと、山田さんは日々積極的に外に出ています。それは確かな判断をする情報を得る必要からです。福島県内だけでは圧倒的に情報量が少ないし、メディアに翻弄されてもいられません。

 副会長としては南相馬市への要望活動や市幹部職員との懇談会などを通じて、地域復興に奔走。他の商工団体との連携も密に行い復興事業の提案もしています。山田さんは、同友会の仲間にも「こういう時だからこそ、前向きに行動しましょう!!」と呼びかけています。

会社概要
(有)ひばり警備
所在地:南相馬市原町区桜井町1丁目142-1
TEL:0244-25-4633 FAX:0244-25-4638
事業内容:交通誘導警備、イベント、常駐警備 等
創業:2006年1月 資本金:500万円
社員数:75名


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