企業紹介・・・・連載企画「体当たり取材」・「社員共育」・「経営指針」etc.

2008年2月号以降、当会きかんし「Do同友ふくしま」に掲載した会員企業の紹介ページを掲載しています。様々な切り口から、社員と共に・地域と共に奮闘する会員企業の経営実践をご覧下さい。

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(以下はそれ以前のものです・・・・一部抜けている号がありますのでご了承下さい)

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最新記事

◇【企業紹介】元気な企業・・・・「「食」を通して、震災・原発事故後の福島復興をめざす」[盛亭山治 須賀川地区]

元気な企業・・「食」を通して、震災・原発事故後の福島復興をめざす・・・・盛亭山治 女将 大和田 公子さん

<同友ふくしま 2012年8月号に掲載>

「食」を通して、震災・原発事故後の福島復興をめざす!
〜素材を活かし、お客様に笑顔を届け続ける決意〜

 今回ご紹介するのは、郡山市大槻町にある盛亭山治です。閑静な住宅地にある和食のお店。職人肌で寡黙なご主人と明るく太陽の様に元気な女将さんが切り盛りする、食材にこだわり味にこだわる料理屋さんです。

東京出店と撤退。そして震災・原発事故
 郡山で28年前に創業。地域にこだわった素材を活かした料理を明るいおもてなしで楽しんでいただくお店づくりを進めてきました。9年前には、素材や水、新聞まで福島にこだわった「福島やまじ」を都内の板橋区に出店。様々なお客様に支持され、東京中心の生活をせざるを得ない状況になりました。そんな中で、女将さんが体調を崩してしまい、2010年には東京のお店を閉めることになります。
 東京のお店を手伝っていた息子さんも郡山に戻り、みんなで頑張っていたところで先の東日本震災に遭遇しました。お店は基礎から建物がズレて半壊の判定。さらに、ご主人と女将さんの実家が原発警戒区域の富岡町ということで、親御さん達の避難でも情報不足や混乱の中で大変なご苦労をなされたそうです。

一時は真剣に廃業も考えた
 建物や設備の被害に加え、郊外の立地ということもあってこれまで培ってきたお客様も足が遠のいてしまう状況に。震災から数週間経って、社員からお店の再開を相談された時が一番つらかったそうです。正直、震災以前の売り上げなどとても望めない状況で、泣く泣く、社員さんたちを失業保険に委ねるしかなかった。そして息子さんも、少しでもお店の負担が少なくなるようにアルバイトを見つけて外で働くようになりました。
 その後も事態は好転せず、真剣に廃業を考えたという大和田さん。そんな時、食材の仕入れでお世話になっているはたけんぼの佐藤部長から、「良い話があるから須賀川に来て」とのお誘いがあり、藁をもすがる気持ちで参加したのが「須賀川いわせ農商工観光連携グループ」の説明会でした。それがご縁で同友会にも入会。女将さんの好きな言葉である「桃李成蹊」、まさにそんな出会いでした。

地域の素材が使えない無念さ
 おかげさまで、グループ補助金等の支援もあり、お店の修復も進めることが出来ました。
 しかし、瓶詰め等の免許も取得し、郡山特産の食材の加工品なども手がけるなど、地域の素材にこだわってきたこれまでの山治の歴史が根底から覆されてしまいました。今回の震災・原発事故への無念さは計り知れません。

仲間と共に、後継者と共に、お客様を喜ばせ続けたい!
 同友会に入会してからは、例会等に参加する多くの会員の皆さんと交流して、色々と学ぶことが出来ました。今まで経営者として悩んでいた事が、こんなに勉強できる会…もっと早く知って入会したかった、という気持ちだと大和田さん。
 今まで外で働いていた息子さんも、お店に復帰することが出来るようになりました。そんな息子の貴弘さんも、早速、新入社員フォロー研修や後継者塾に参加しています。
 この震災で無くしたものも多いですが、それを悔いても仕方がありません。経営指針セミナーにも参加し、改めて私たちがこれまで培ってきた「お店の存在意義」を確認し、それ少しずつ表現していけばきっと大丈夫。そんな気がしています。
 これからは、3人で「お客様をもっと喜ばせたい」と言う思いで、頑張りますのでよろしくお願いします、とのことです。

(レポート/和田装備(株) 和田太郎)

会社概要
盛亭山治
所在地:郡山市大槻町広町21-4
TEL:024-961-8578  FAX:024-961-8578
女将のブログ:http://ameblo.jp/yamaji-okami/
事業内容:福島の旬の幸を惜しみなく大胆に提供します
創業:1984年


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◇【企業紹介】経営戦略・・・・「後継者として"経営指針"に取り組んで・・・・」 [(有)あいづ松川 会津地区]

経営戦略・・・・(有)あいづ松川 取締役 松川 修一さん(会津地区)

<同友ふくしま 2012年7月号に掲載>

 2010年3月に入会、今年度から第7グループ長として、又、第3回あいづ農商工観学フェアでは、復興支援賑わい交流副委員長として日々奮闘されている、(有)あいづ松川、取締役の松川修一さんをご紹介いたします。

 高校卒業後、大学に進学、10年間サラリーマンをしていましたが、父の身体の事や、長男・自営業と言う事で、2年前に戻ってきました。そして、営業販路の拡大を課せられ、日々の業務の中で、やることはたくさんありましたが、何を優先すべきか等、又、将来のことを考えると不安だらけでした。

同友会に入会
 会津を離れて、14年もたっているので友人とも疎遠になり、そこで、何かに入ろうと思い、商売にも生きて、今後も役に立つ同友会に入会しました。入って見て皆さんが経営者なので、「なんちゃって経営者」の自分にとっては、ギャップを感じました。
 親がいるから、社長がいるから、会社があるから甘えがあった。
 ある時に、「松川君は、何で米屋をやっているの?」の質問に答えられなかった。
 自分が作った会社だと、思いがあって経営していけると思いますが、後継者である自分にはこれがなかった。

経営指針を創る会に参加して
 同友会に入ってモヤモヤしている時に、創る会のFAXが入ってきました。即、自分のために作らなければいけないと思い、申し込みました。この業種も、後継者というだけではやっていけないし、どんどん淘汰されていく中で3代目として、創業者の強い思いをもたなければこれからの会社経営はできない。

経営指針を発表して
 12月に形になり、第1回、翌年の第2回と経営指針を発表しました。アンケートの結果、社員の声があがってきて、今までの不満と自分に対する評価、これから変わっていく期待感がわかりました。日々の朝礼において思いを伝えながら、6月に社員一人ひとりと面接をし、給与の見直しと賞与、退職金、7月から導入の人事評価制度の話をしました。
 いままでにやめた社員はいませんが、これからが正念場だと思います。
 何事も文書化し、形に残し、「私の覚悟」では、2年後に事業承継する事を明記し、「より良い会社」を創り上げていくために、社員一人ひとりと本気で向き合っている松川さんの熱い思いが取材を通して伝わってきました。

(レポート/(有)丸サ印刷所 佐瀬 隆)

会社概要
(有)あいづ松川
所在地:会津若松市神指町高久242-1
TEL:0242-22-5294  FAX:0242-25-4961
URL:http://www.aizu-matsukawa.com/
事業内容:米穀類卸売業
創業:1948年4月
資本金:2,000万円
社員数:11名(パート3名)


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福島県中小企業家同友会


福島県郡山市清水台1丁目3-8郡山商工会議所会館5階
TEL.024-934-3190 FAX.024-934-3089

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