企業紹介・・・・連載企画「体当たり取材」・「社員共育」・「経営指針」etc.

2008年2月号以降、当会きかんし「Do同友ふくしま」に掲載した会員企業の紹介ページを掲載しています。様々な切り口から、社員と共に・地域と共に奮闘する会員企業の経営実践をご覧下さい。

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(以下はそれ以前のものです・・・・一部抜けている号がありますのでご了承下さい)

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最新記事

◇【企業紹介】人を活かす経営 〜社員共育〜 [(有)西坂製作所 福島地区]

人を活かす経営 〜社員共育〜 (有)西坂製作所 代表取締役 西坂 早苗さん

<同友ふくしま 2013年1月号に掲載>

 初雪が舞う師走の初旬に、(有)西坂製作所の西坂早苗さんを取材しました。同じ研究グループ会の仲間ですが、改めて会社のことや想いを聞かせていただきました。

会社概要
 創業74年という歴史があり、『型のことならお任せください』のキャッチフレーズの通り、鋳造用の木型・金型・樹脂型の設計生産をしている会社です。三度の移転を経て昭和36年に現在の野田町に工場を構えました。
 主に自動車用の足回り部品、鉄道車両の連結部品を生産するための金型を作製しています。当社の創業者は木工家具職人でした。その後木型製作分野へ、さらに自動車産業の成長とともに金型産業へと進出していきました。
 主婦だった西坂さんが前代表の旦那さんに代わり、平成17年に代表取締役につき、現在に至ります。

社員共育
 社内は、この道40年の熟練社員の方や、新人社員の方など、様々な社員がいる中、「人間性を大事にしながら、社員共育を行うことが大事!」と西坂さんは語ってくださいました。言葉通り、研修や社風作りにたくさんの工夫が見られました。
 研修では、年間教育計画を立て、各種外部研修・内部研修を行なっています。専門的知識の習得の他に、犁い鼎人瓩鯡椹悗掘◆悗修Δ犬乏悗峅顱戮燃惺擦寮響欒萋阿悗了臆辰覆匹鮃圓覆辰討い泙后A歃を通じて人格形成とモラルアップができ、総合的に仕事につながり相乗効果になるのだそうです。
 近年は、新人社員も採用したことで平均年齢がぐっと若返ったとのことです。ベテラン社員から若手社員への技術の継承や、会社としての後継者作りにも力が入っているようです。

社風作り
 休憩所の掲示コーナーには『社内通信』が掲示されており、ふと目に止まった言葉がありました。「テレビに出られるようなきれいな会社にしたい」と書かれていました。社員の方からこのような言葉が出るのも社長の人柄と共育の賜物と感じました。 改善提案制度もあります。「こんなに提案されてます」と西坂さんは嬉しそうに、社員からの提案書のファイルをドッサリ見せてくださいました。さらに、社員一人ひとりの個人目標も大きく壁一面に貼ってあり、思わず見入ってしまいました。

同友会の仲間
 西坂さんは、代表取締役になると同時期くらいに同友会にも入会されました。男性の経営者が多い中、女性の経営者との交流もあり、女性ならではの会話や考えかたは非常に心強く本音で話もでき、入会して良かったと思える瞬間とのことです。

取材を終えての感想
 女性経営者の方とはなかなか話す機会がなかったことと、初の取材で不安でしたが、分かりやすく説明いただき工場内も工程ごとに見せていただきました。木型の作製などはまさに職人技という印象でした。西坂さんは、教育熱心で「今の力の入れどころはここだ!」という感じでした。今後も楽しみな会社です。

(レポート/ワイヂーエル(株) 郡司英明)


会社概要
(有)西坂製作所
所在地:福島市野田町3丁目4番78号地
TEL:024-534-3569  FAX:024-533-4260
事業内容:鋳造用機械木型・金型・樹脂型製造
創業:1938年4月1日  資本金:300万円
社員数:18名(パート1名)


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◇【企業紹介】元気な企業・・・・[NPO法人 福島おらが街ふるさと創り研究会 田村地区]

元気な企業   NPO法人福島おらが街ふるさと創り研究会 理事長 蒲生 康博さん

<同友ふくしま 2013年1月号に掲載>

エネルギーの地産地消をめざし、できることを一歩ずつ…
'''太陽光・バイオマスなどを広げて、田村をクリーンエネルギー地域へ!'''
 田村地区設立の時に地区会長を務め、地域の多方面で活躍している蒲生康博さん。今回は、原発事故を受けた福島県、しかも原発30キロ圏にも接する田村地区の今後を見据え、クリーンなエネルギーを地域で産み出すことを描き、少しずつ動き出そうとしている様子を伺いました。

田村地域でメガソーラー発電を!
 現在、田村地域内で約1haの太陽光発電プラントの計画を進めています。メガソーラーというのは出力が1メガワット(1000キロワット)以上のものを言うので、ここの設備はメガソーラーではないのですが、出力は650キロワットです。メガまで行くと敷地面積は1・5ha位必要になってきます。
 現在考えているのは、金融機関を巻き込んでの市民ファンドでメガソーラーを開発し、売電による市民への利益還元、そして将来的には電力の地産地消と、余剰電力の販売による地域活性化を考えています。まず最初の売電による利率を考えると、定期預金より運用益が上がると思います。
 太陽光発電はクリーンエネルギーの中でも年間日照時間の数字が出ていて、それが実際の結果とほとんど違わないので、計画が立てやすいんです。電力の販売計画予定表を作りましたが、ノウハウを蓄積していけば、民間の個人住宅の屋根を借りたビジネスに発展させる事も可能だと思います。

行政と一緒に地域の未来を考え、行動したいが…
 太陽光発電には南向きで急な斜面ではなく約30度のなだらかな勾配がある場所が望ましいのです。現在、田村地域内に有望な場所があるのですが、そこは牧草地で原発事故後、牛がいなくなってしまった場所です。そのままにしておくよりは太陽光発電設備を設置するのが良いのでは、と思ったのですが、農業振興地域であるために話がなかなか進みません。
 こういった事業は法律や規則などの縛りもあるため、事業者だけでなく市町村の協力も必要だと思います。「新しい事業を本気でこの地域に広げていこう」という局面なのですが、そうしたことに取り組むという姿勢…手続きのスピード感や許認可の判断においては、行政の体質・考え方が震災以前とあまり変わっていない気がして残念です。

今ある地域の資源を活用して
 設備を作るにはまず資金が必要ですし、発電パネルなどの資材、人材も必要になります。それに、現在では人材の確保も結構難しくなってきていますね。
 太陽光発電による電力買い取り価格は20年後には下がりますが、それまでに初期投資費用を回収し、さらに利益を上げていく、そうすれば電力の買い取り価格が下がっても、初期投資費用を回収済みなので問題にはならないと思います。地元に投資しながらリターンもあり環境にも良い事業ですから、魅力があると思います。
 私が視察に行ったオーストリアのギュッシング地域では、バイオマス発電、太陽熱温水器の利用などで約4、000人の町がエネルギーの自給自足を実現し、更により広い地域に広げる計画を進めていました。そこには研究する事業者が約50社来ていて、それが地域の雇用にも繋がっていました。
 このオーストリアの小さな町でエネルギーの自給自足がこの田村地域でも充分に自給自足は可能だと思いました。そして、エネルギープラントの設備投資を地元で行い、地元にその利益を還元する事によって地域興しが出来るのではないかと思うのです。

 蒲生さんの話を伺っていて、何だか希望がわいてきました。私たち地域のみんなが自分のこととして未来の地域像を描き、一歩ずつ行動していかなければ、と思わされた取材でした。

(レポート/(株)イシフクフタバ 望月隆司)

会社概要
NPO法人 福島おらが街ふるさと創り研究会
所在地:郡山市笹川3丁目112番地3
TEL:024-946-6001  FAX:024-946-5312
事業内容:公共施設等の計画的管理の提案


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