2014年5月例会 「原発事故で全てを失っても、針は天極を目指す!」

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「原発事故で全てを失っても、針は天極を目指す!」
共同印刷(株) 代表取締役 鈴木充男さんの報告

 平成15年当時、「紙の出荷額〜東北6県を合わせても僅か2パーセント・・・・こんな狭い市場で商売をしていたのか!? 」鈴木社長が首都圏でDMによる伝票印刷を始めたきっかけだったそうです。印刷業界では敬遠されがちな伝票の印刷を外注という形で特化させ、リーマンショックも切り抜けました。しかし福島第一原発の事故により大熊町から強制避難を余儀なくされ、身売り先を探すまで追い込まれたそうです。しかし、お客様や社員さんの協力で事業を再開。何度も奇跡的とも思えるタイミングで目の前の難題が解決し、昨年郡山市に新社屋を完成させ、売上は6割まで回復。完全復活に向けて進み続けています。避難で辞めざるをえなかった社員さんが「私この会社辞めたくない!」と泣きながら訴えたお話には思わず込み上げるものがありました。避難した同業者の中でまともに復活した会社の数を考えたら、自分は運が良かったとおっしゃっていた鈴木社長。社屋や設備が新しくなり以前と比べれば夢のようだが、昔に戻れるのであれば戻りたいとのお言葉には、故郷を失うダメージが計り知れないものであることを感じさせられました。
 今年は「蛻変」というタイトルで行った恒例の経営指針発表会。やるべき事は確実にやる。それも明るく!そんな共同印刷さんは益々発展するに違いないと思いました。
 鈴木社長お忙しいところありがとうございました。

(レポート/おもはん社 冨田 心)

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